Country | Japan |
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Year | 2021 |
Award | GRAND PRIZE |
Affiliation | D WEBER inc. |
Designer | Kenichi KEN Mizuno |
English | In Japan where the delivery to home box is required. I made a delivery to home box to have everybody know the technique of the client well. It has shape that it is unique it is beautiful and is traditional. When the people saw this, they are surprised. Because it is not seen in the delivery to home box. The design is like the tower and is like the temple. Aggregate of the steel board molded with splendid precision. You will be surprised at the door opening like a wing. There is not such a unique delivery to home box elsewhere. Please feel beauty and pleasure and an idea. Thank you |
Native | こんな奇抜な宅配ボックスが玄関にあったとしたら、想像しただけで楽しくなるはずです。知らなければこれが宅配ボックスだとは思わないでしょう。そして「いったいドコが開くの?」と思うでしょう。パネルがガルウィングのように開くのですが、閉じている時にあまりに精度が良いので「この部分が開くなんて思わなかった」と驚かれます。開いた時にのみ現れるタワーのような美しい構造物が高い技術力を主張します。その部分こそ技術が最も映える部分です。閉じても開いても美しい 楽しい 面白い それが最大の特徴ですがデザインを最優先しているため大きな荷物は入りませんし、宅配業者の方もこれが宅配ボックスだとは気が付かないかもしれません。気が付いたとしてもどうやって荷物を入れていいのか分からないかもしれません。そんな不便さをユーモアとして楽しんで笑顔をいただけたら嬉しいです。 板金技術が巧みであればあるほど、なんでもカタチにすることが出来てしまいます。職人達はそこに誇りを感じていました。しかし、なんでも出来るからこそ個性を出すことが難しい。コロナ禍で仕事が激減する中、自社のPRのためになにかを仕掛けたいと悩んでいた時一人のデザイナーと出会いました。「技術とデザインが共鳴するとこんな面白いものが生まれるのか。」と感じてもらえるシンボルになる題材を考え宅配ボックスがしっくりきました。 灯篭が暗闇を照らし安全に導き守る存在であるように、TOUROUは沈んだ職人魂に火を灯し、届け、受け止めることを目的に生み出した自信作です。 |
Website | www.d-weber-inc.jp |
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