LEGACY BEYOND ASIA - 続 SUKOSHIAKARITE AKEBONO

続 SUKOSHIAKARITE AKEBONO

Space

Area

Japan

Year

2018

Award

Winner

Affiliation

Pilzhaus

Designer

Akino IIDA, Barbara Crimella, Marta Fumagalli

https://www.youtube.com/watch?v=bP4B8g2V5Gc

English

Organic life purifies even the spirits in forest and garden in midnight. It’s expressed by SUKOSHIAKARITE (2011, Milan). 続 (Next) SUKOSHIAKARITE was released in Fuorisalone 2017 Milano. The installation is, first, people writing messages in Moving Garden and then, putting them in the egg on the birds’ nest in order to grow the consciousness of handing over nature to the future. This work is picked up in the Italian electric newspaper “cronacamilano”. We procured materials while cleaning up the garden abandoned in Milan. After our work, the materials have a new role as support for the plants in the city farm.

Native

　真夜中の森や庭に存在する有機的な力は魂までも浄化することができる。そのような力を秘めた庭を表現したのが、初回「SUKOSHIAKARITE(2011, ミラノ)」である。無機質な空間に潤いを与えることをコンセプトとした作品である。 2017年4月に発表した「続SUKOSHIAKARITE」でも、ミラノにミストな朝の森を表現し、更に街中に木陰を作る竹のMoving Gardenと笹の葉の鳥の巣を作成した。 Moving Gardenでは腰を掛けて寛ぐことができ、鳥の巣の卵にメッセージを入れることで夢を与える参加型の作品とした。 “自然を未来に繋ぐ”意識が育まれることを望んでいる。作品についてはミラノの電子新聞「cronacamilano」にも取り上げられている。　私達は、数年前から日本の放置竹林の竹を用いたインスタレーションを行っている。日本では、30年程前から竹材が使用されなくなったことにより発生している放置竹林が問題視されている。その問題解決の糸口のひとつとしてアーティスト活動に竹材を利用してきた。作品制作の為だけに樹を伐採することはなく、放置された林や庭へ出向き、材料を調達する。ミラノにおける本作品に用いた枝や竹も、手付かずとなった個人邸の庭から伐採したものを用いた。展示後、それらの材料はミラノ北部の市民農場で植物の支柱として新たな役割を担っている。

Website

http://Coming soon