Regions
Japan
Year
2026
Award
GOLD WINNER
Client
DAISHINKU Corp.
Affiliation
OKUMURA CORPORATION and MR STUDIO
Designer
Nobuaki Miyashita, Tomoatsu Kusada, Satoshi Kikkawa, Kotaro Hino, Yukari Hirose
English
DAISHINKU CORP. is a leading crystal device manufacturer in Japan. This project creates a smart factory integrating headquarters and plant functions on a site adjacent to the Laboratory. The architectural design is inspired by stacked quartz crystal chips, which architecturally symbolizes company’s products. This motif is to both the exterior and interior, creating an open, continuous workspace that embodies the identity of DAISHINKU. The lighting plan reflects the angles at which crystal chips are cut, incorporating this distinctive element into the spatial composition. 
Native
大真空は「水晶デバイス」の製造販売を行う日本のリーディングカンパニーである。本プロジェクトは既設の中央研究所に隣接した敷地に、本社機能と工場機能を統合したスマートファクトリーを実現するものである。建築の外観「積層する水晶チップ」をデザインモチーフとし、大小異なる矩形状の5層のボリュームを積層することで、同社の技術の積み重ねと未来への発展を象徴している。水晶から取り出されるチップは、その厚みと角度の組み合わせにより周波数特性が決定される。建築デザインではこの「厚み」に着目し、異なる厚みのボリュームを積層して空間を構成している。このモチーフは外観だけでなく内部空間にも展開され、企業アイデンティティを可視化している。各フロアは中央部の吹抜空間を中心に構成され、トップライトからの自然光が各層に広がる設計としている。これにより省エネルギー性能と開放性を高めるだけでなく、上下階のワーカーの出会いやコミュニケーションを促進している。インテリア照明は、水晶チップを切断する際の「角度」に着目してデザインされている。チップの厚みは共振周波数を決定する主要素であり、角度はその安定性に影響を与える。最も採用される35.15°のATカット、38°のCTカット、52°のDTカット等、それぞれの角度を基に設計されたライン照明が、空間内で複雑に組み合わされることで、大真空のアイデンティティを体現する光環境を創出している。またサーカディアンリズムに基づいた色温度の変化を取り入れ、知的生産性の向上にも寄与している。
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